INFJが見る側、ENTPが見られる側です。INFJの倫理の目が、ENTPのいちばん弱い場所に届く。INFJに悪意はなく、ENTPは落ち着きません。
INFJとENTPの相性まとめ(恋愛・仕事・友達)
INFJ×ENTPは、16の関係のうち「監督」。何気ない一言が、大きく届く。
恋愛兎と大蛇、と観察されています。仕事INFJが上なら形式が支えて回ります。友達・会話INFJの「人の倫理」の話が、ENTPには試験になります。
ENTP×INFJと書いても同じ組み合わせです。16Personalitiesの愛称でいえば「提唱者」と「討論者」。
INFJのページENTPのページ
倫理の目が、着想に届く
INFJは人の倫理で見る。ENTPは可能性で動き、人への配慮を問われることを嫌う。INFJの「その人はどう思うかな」が、ENTPの、倫理を問われたくない場所に届く。ENTPは、INFJの前で自分の着想が無神経に見えてくる。
INFJの「人の倫理」はENTPの最小抵抗点です。INFJにとっては当たり前の判断が、ENTPには承認か否定として深く刻まれる。アウシュラはこれを「一方的な脆弱性」と呼びました。INFJ自身はそれを知らず、ただ自分が正しいことを言っていると感じている。
アウシュラは、監督関係については十分な観察データがないと書いています。分かっているのは、監督者が被監督者の最小抵抗点に直接届くこと、その信号が肯定なら非常に心地よく、否定なら軽いものでも非常に不快なこと。
静かな問いが、着想を無神経にする。
筋で返しても、届かない
ENTPが筋の論理で対抗すると、INFJの役割が崩れ、INFJは言葉の雪崩で返す。ENTPは察知しても、返せない。一方向の試合です。
ENTPにも一つ、優位があります。二番目の「筋を通す論理」がINFJの三番目より上にあること。ENTPがそれを出すとINFJの役割が崩れ、INFJは言葉の洪水で押し返す。ENTPの一番目「可能性を見る目」はINFJには理解できない場所にあり、だからINFJはENTPを少し神秘的で、少し怖いと感じます。
アウシュラの図はこの二人を例にしています。ENTPの論理がINFJの役割機能を不意に突いたあと、INFJからの言葉の雪崩が降る。
お互いから、どう見えているか
INFJ → ENTPINFJ → ENTP
面白い。有能。
人への配慮が、足りない。
言動に、驚かされる。
ENTP → INFJENTP → INFJ
深い。
人がどう思うか、と言ってくる。
この人の承認だけが、重い。
観察で記録されていること
- SCENE 01言葉の雪崩
監督される側の創造機能が監督する側の役割機能に触れた瞬間、言葉の雪崩が降り注ぐ。意味があるかどうかにかかわらず、考える余裕を与えないまま押し切る。監督される側は察知しても、反応が鈍く遅い、というアウシュラの記述です。
- SCENE 02重すぎる、承認
監督する側の何気ない評価が、監督される側には重要な承認か否定として深く刻まれる。他の型なら一時の意見と聞き流すものが、聞き流せない。承認が偽りだったと分かったときの打撃は大きい、と記録されています。
- SCENE 03実験台の兎
監督される側は、実験台の兎のように絶えず見られている感覚を持つ。監督する側の前では緊張し、それでいてその人の承認を渇望し、絶えず過小評価されていると感じる、と記録されています。
恋愛・同居・仕事・家族、場面ごとの噛み合い
会話INFJの「人の倫理」の話が、ENTPには試験になります。
恋愛兎と大蛇、と観察されています。
同居ENTPが本能的に距離を取ります。
仕事INFJが上なら形式が支えて回ります。
家族親子では逃げ場がなく、最も危険です。
続けるなら
- INFJが、意識する
- INFJは自分が誰を監督しているか知りません。
- 評価を、安定させる
- 偽りだったと分かったとき、ENTPの打撃は大きい。
- 上下を、形式で決める
- ENTPが上だと衝突します。
この二人に、おすすめ
- 出会い方 ── 上下のある場で
- 何気ない一言が大きく届く関係です。先輩後輩、講師と受講生。形式の上下があると、自然に回ります。
- アプローチ ── 褒める。それだけ
- 監督する側の承認だけが、相手に重く残ります。指摘は、相手のいちばん弱い場所に届く。褒めて、距離を保つ。
- デート ── 相手が得意な場所へ
- 監督される側の得意を見に行く。監督する側の得意には連れていかない。相手が主役の日にする。
- プレゼント ── INFJには実務の助け、ENTPには心地よさ
- INFJへ: 片づけを手伝う、便利な道具。INFJが待っているのは、動いてくれる手です。
ENTPへ: 良い毛布、うまいもの、体が楽になるもの。ENTPが自分では買わないものです。
PRこの関係に、ひとつ
何気ない一言が大きく届く関係なので、言葉を選ぶ道具を。
よく聞かれること
- ENTPが何を考えているか分かりません
- 監督する側にはENTPの一番目が見えません。
- 反論しても効きません
- 人前で挑む試みは効かない、と記録されています。
- 親子です
- 逃げ場がなく最も危険、と観察されています。
- INFJとENTPの恋愛の相性は?
- 兎と大蛇、と観察されています。 くわしくは「恋愛・同居・仕事・家族、場面ごとの噛み合い」と「続けるなら」の節に。
- INFJとENTPは仕事で合う?
- INFJが上なら形式が支えて回ります。 くわしくは「恋愛・同居・仕事・家族、場面ごとの噛み合い」と「続けるなら」の節に。
この組み合わせは、16の関係のうち 監督 にあたります。関係そのものの成り立ちや、ほかの関係との見分け方は関係ページに書いています。
二人のモデルA ── どこが、どこと話しているか
左がINFJ、右がENTP。それぞれ8つの要素をどの位置に置いているかを並べ、同じ要素どうしを線で結んでいます。線の両端の位置が、この関係で何が起きるかを決めます。
線は、同じ要素がもう一人のどの位置にあるかを結んでいます。1・2(強い)3(役割)4(脆弱)5・6(求める)7・8(できるが関心がない)
1 → 4FiINFJの1「主導」Fi(内向倫理)は、ENTPでは4「脆弱」の位置。INFJが普通にやっていることが、ENTPの痛いところに当たる。悪気なく圧になる。
2 → 1NeINFJの2「創造」Ne(外向直観)は、ENTPでは1「主導」の位置。二人とも強い領域。同じ土俵に立つので、話は早いが張り合いも起きる。
3 → 2TiINFJの3「役割」Ti(内向論理)は、ENTPでは2「創造」の位置。ENTPが主導する場所が、INFJの弱いところ。INFJは見透かされる感じを持つ。
4 → 3SeINFJの4「脆弱」Se(外向感覚)は、ENTPでは3「役割」の位置。二人とも弱い。同じことで同じように困る。
5 → 8TeINFJの5「暗示」Te(外向論理)は、ENTPでは8「実証」の位置。ENTPは出せるが出す気がない。INFJが言葉にして頼めば出てくる。
6 → 5SiINFJの6「動員」Si(内向感覚)は、ENTPでは5「暗示」の位置。二人とも欲しくて、二人とも持っていない。外から補う必要がある。
7 → 6FeINFJの7「無視」Fe(外向倫理)は、ENTPでは6「動員」の位置。ENTPが欲しいものをINFJは持っている。ただしINFJは気づかない。求められて初めて出す。
8 → 7NiINFJの8「実証」Ni(内向直観)は、ENTPでは7「無視」の位置。二人ともできて、二人とも興味がない。放置される領域。