1 / 16
Identity
言いかけただけで、伝わる。
Тождественные / 16の関係のひとつ
説明が要りません。言いかけたことが最後まで伝わる。似ているぶん、役割を分けておくとうまくいきます。
IDENTITY
01 出会って最初
前置きが要りません。何を面白いと思うかが同じで、何を面倒だと思うかも同じ。説明の途中で相手が先に理解します。初対面から、前から知っていたような話し方になります。
安心もします。自分がおかしいと思っていたことが、おかしくないと分かるからです。同じやり方で世界を扱っている人が、実際に目の前にいる。
この関係の価値は、噛み合いではなく確認です。自分だけではなかったと知ることに意味があります。
02 しばらく経って
困った場面で相談すると、まったく同じ答えが返ってきます。しかもそれは、こちらがすでに試して駄目だった答えです。
得意なことが同じなので、そこは二人で盛り上がります。ところが苦手なことも同じなので、そこは二人とも手が出ません。片方が引き受けるということが起きにくい。
相手のできなさが目につくこともあります。自分のできなさと同じ形をしているので、正確に分かってしまうからです。この相手に苛立つときは、たいてい自分の同じ性質を見ています。
03 長く続けるなら
友人としては長く続きます。理解の質が高いので、離れる理由がありません。ただ、二人でいることで何かが増えるということは、あまり起きない。
共同で何かをやるなら、役割をはっきり分けるか、苦手な領域を誰かに任せる設計が要ります。理解のためには最良で、補完のためには別の相手が要る。この2つは別のものです。
押し合わないぶん、長く並んでいられる関係です。
型が一致していても、育ち・経験・価値観・専門は違います。
同じであることが利点になる場面と、そうでない場面がはっきり分かれます。
PRこの関係に、ひとつ
言いかけただけで伝わる関係なので、説明の要らない体験を。
二人の関係そのものが物語の中心になっている作品から選んでいます。
同じ場所で同じように追い詰められ、同じ判断をする二人。止める人がいないまま、並んで同じ方向へ進んでいく。
登場人物のタイプを判定したものではありません。この関係の形がよく描かれている例として挙げています。
二人のあいだに起きていることが、そのまま主題になっている曲から選んでいます。
説明の要らない相手に向けた歌。同じ場所に立っているから通じる、その代わり、そこから先へは押し出せない。
特別な出来事は何も起きない。ただ同じであることの安心だけで一曲が成立している。
歌詞の引用はしていません。曲が扱っている関係の形として挙げています。
例として INTJ と INTJ を並べます。この関係になる組み合わせはどれも、同じ位置どうしが同じ形で結ばれます(要素の中身が変わるだけです)。
線は、同じ要素がもう一人のどの位置にあるかを結んでいます。1・2(強い)3(役割)4(脆弱)5・6(求める)7・8(できるが関心がない)
同一は、自分と同じタイプの相手との関係です。