16 Relations 二人を選ぶ16の関係16タイプほかの診断との違い理論読む前にEN

15 / 16 ・ 方向のある関係

恩恵

Benefactor

気づかないうちに、渡している。

Социальный заказ / 与える側から見たページ / 逆側は 受益

一方通行の関係です。こちらが何気なく言ったことを、相手は真剣に受け取ります。渡しているものは、思っているよりずっと大きい。

BENEFACTOR

01  出会って最初

やけに熱心に聞いてくれる

こちらは普通に話しています。特別なことを言ったつもりはありません。ところが相手はよく覚えていて、後日その話を持ち出してきます。実行にまで移していることもある。

悪い気はしません。こちらが当たり前にやっていることが、相手にとっては手が届かないけれど欲しいものだからです。だから軽い一言が、向こうでは指針になります。

この関係の入口は、たいてい気持ちの良いものです。ただ、こちらは何を渡しているのか分かっていません。

02  しばらく経って

返ってくるものが、あまり残らない

相手も何かを返してくれています。ただ、それがこちらにあまり届きません。悪いものではないのに、印象に残らない。感謝されているのは分かるけれど、受け取っている実感がない。

相手にも強い部分があります。ところがそれが、こちらの目にはどうしても入りません。見えていないというより、重要だと思えない。関心が向かないのです。

結果として、流れが片側にしか起きません。こちらは与え続け、相手は受け取り続ける。しかも二人とも、それを不均衡だとは感じていないことがあります。

03  長く続けるなら

渡していたものに、あとから気づく

ある日、相手の口から自分の言葉が出てきます。しかも自分より上手に使われている。そこではじめて、何を渡していたのかが分かります。

対等な友情として組むと、不均衡だけが目につきます。教える、任せる、頼まれる。役割のある形にすると、同じ流れが健全に働きます。

それと、相手の強い部分を意識して探しに行くこと。見えないだけで、無いわけではありません。こちらが関心を持てない領域に、相手の実力があります。そこを名指しで認めると、関係の傾きが少し戻ります。

相手はこちらを実際以上に評価しています。その像に合わせようとせず、等身大でいるほうが長く続きます。

与える側にできること

相手を変えようとしても動きません。調整できるのは、渡し方の側です。

期待に応えようとしない
相手はこちらを実際以上に見ています。その像に合わせようとすると消耗します。等身大でいるほうが、結果的に長く続きます。
相手の強い部分を、探しに行く
こちらが関心を持てない領域に、相手の実力があります。そこを名指しで認めると、関係の傾きが少し戻ります。
相談役を引き受けすぎない
この相手からの相談は際限なく来ます。総量ではなく頻度を決めておくほうが、双方にとって持ちます。

一方通行だから、強く働く

対等さを求めなければ、16のなかでもかなり効率の良い関係です。

教育と伝達
こちらの当たり前が、相手にはそのまま価値になります。伝えるのに労力がいりません。教える関係としては、これ以上の組み合わせは多くありません。
影響を広げたいとき
この相手は、こちらの考えを別の場所へ運びます。しかも自分の言葉に変換して運ぶので、こちらが届かない範囲まで届きます。

PRこの関係に、ひとつ

気づかないうちに渡している関係なので、渡したことを形にするものを。

この関係が描かれた作品

二人の関係そのものが物語の中心になっている作品から選んでいます。

登場人物のタイプを判定したものではありません。この関係の形がよく描かれている例として挙げています。

この関係が流れている曲

二人のあいだに起きていることが、そのまま主題になっている曲から選んでいます。

歌詞の引用はしていません。曲が扱っている関係の形として挙げています。

モデルAで見る恩恵 ── どこが、どこと話しているか

例として INTJ と ISTP を並べます。この関係になる組み合わせはどれも、同じ位置どうしが同じ形で結ばれます(要素の中身が変わるだけです)。

INTJ · LIIISTP · SLIEGO1 主導Ti内向論理2 創造Ne外向直観SUPER-EGO4 脆弱Se外向感覚3 役割Fi内向倫理SUPER-ID6 動員Si内向感覚5 暗示Fe外向倫理ID8 実証Ni内向直観7 無視Te外向論理1 主導Si内向感覚2 創造Te外向論理4 脆弱Fe外向倫理3 役割Ni内向直観6 動員Fi内向倫理5 暗示Ne外向直観8 実証Ti内向論理7 無視Se外向感覚

線は、同じ要素がもう一人のどの位置にあるかを結んでいます。1・2(強い)3(役割)4(脆弱)5・6(求める)7・8(できるが関心がない)

1 → 8TiINTJの1「主導」Ti(内向論理)は、ISTPでは8「実証」の位置。INTJの強みを、ISTPはできるが重んじない。軽く流されて、INTJは少し物足りない。
2 → 5NeINTJの2「創造」Ne(外向直観)は、ISTPでは5「暗示」の位置。INTJが自然に出すものを、ISTPは待っている。いちばん気持ちのいい流れ。
3 → 6FiINTJの3「役割」Fi(内向倫理)は、ISTPでは6「動員」の位置。INTJは苦手で、ISTPも欲しがっている。二人とも供給できない穴。
4 → 7SeINTJの4「脆弱」Se(外向感覚)は、ISTPでは7「無視」の位置。INTJの弱点を、ISTPは黙って補える。ISTPにとっては大したことではない。
7 → 2TeINTJの7「無視」Te(外向論理)は、ISTPでは2「創造」の位置。ISTPの主戦場は、INTJにとってどうでもいい領域。摩擦は少なく、関心も薄い。
8 → 3NiINTJの8「実証」Ni(内向直観)は、ISTPでは3「役割」の位置。INTJはISTPの弱点を守れる力を持っているが、その気がない。頼まれれば守る。

この関係になる16通り

左が与える側、右が受け取る側です。向きが変わると別の関係になります。

この関係には向きがあります。この関係を、受け取る側から読むと、まったく別の景色が見えます。

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